シェーグレンおばちゃん日記

シェーグレン症候群と戦いながら、レビー小体型認知症の母と19才の老犬をお世話しています👵🐕

レビー小体型認知症の母

レビー小体型認知症の母

現在83歳の母は5年前に脳梗塞を患いました。麻痺はほとんど残らずに済んだのですが、認知症の症状がはっきりしてきました。

段々と発言のなかに被害妄想的なものが増えてきて、その一年後にはレビー小体型認知症と診断されました。メモリークリニックに通ってアリセプトというお薬を飲んだところ被害妄想は大分よくなりました。

その後、もともと悪かった不整脈が悪化してペースメーカーを入れました。すると身体中の血流がよくなったようで脳の活動もよくなって、びっくりするほどしっかりしたときもありました。

とはいえ脳梗塞から5年目の現在は少しでもうとうとすると夢の世界の人になってしまうようになりました。幻覚もよく見るので存在しない父の兄弟や既に鬼籍に入っている母の両親などは、しょっちゅう登場しています。

わたしが一番参っているのは母のお気に入りの「小さいあやちゃん」です。いつも母の布団に入ってきて、しょっちゅう泣いて困らせているらしいのですが、実際には存在しません。本物のあやちゃんは既に成人しています。会ったとたんに「何でもっと可愛がってあげないの。またおしっこ漏らして泣いてたわよ❗」と怒られることも。

どんな理不尽なことを言われても笑い話にすることが大切だと痛感しています。